Laravel5.6, 5.7の管理画面パッケージ「Voyager」。
以前の記事で新規に追加したBREADのコントローラーを変更する方法を紹介しましたが、管理者の権限によってログイン時のリダイレクト先を変えたり、メディアの表示ディレクトリを変えたりとBREADコントローラーを変更するだけでは対応不可能な要件があると思います。
しかし、Voyagerにはvendor以下にあるControllerを外部に出力してくれる、便利コマンドが用意されています!今回はこのコマンドを使用して、Controllerを気兼ねなく触れるように変更しましょう!
Config/voyager.phpを編集
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'controllers' => [ //'namespace' => 'TCG\\Voyager\\Http\\Controllers', 'namespace' => 'App\\Http\\Controllers\\Voyager', //コントローラーの配置先を記述します ], |
Config/voyager.php内にコントローラーのnamespaceを設定する項目がありますので、デフォルトのものをコメントアウト、新たにファイルを出力したいディレクトリを指定します。
php artisan voyager:controllersコマンド
コマンドラインから以下のコマンドを入力します。
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php artisan voyager:controllers Published Voyager controllers! //これが出力されればOK |
コマンドか実行されると、「Published Voyager controllers!」という文章が出力されるので、実際にディレクトリを確認しましょう!今回の場合app/Http/controllers/voyagerにコントローラーが出力されています。
出力されたコントローラー
コマンドが実行されると、以下のファイルが出力されます。
・VoyagerAuthController.php
・VoyagerBreadController.php
・VoyagerController.php
・VoyagerMediaController.php
・VoyagerRoleController.php
・VoyagerBaseController.php
・VoyagerCompassController.php
・VoyagerDatabaseController.php
・VoyagerMenuController.php
・VoyagerSettingsController.php
この中で開発に使用しそうなものはAuth, Base, Media, Roleとかでしょうか、、、
仕様を変更したいページで読み込んでいるコントローラーは、laravel debugbarで簡単に確認出来ますので、こちらもインストールしておくといいと思います!
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